糖代謝疾患
Our Services 診療内容
Treatment 糖代謝疾患治療について
安全で質の高い血糖コントロールの達成と、合併症の進展予防を目指します。
2型糖尿病、1型糖尿病、妊娠糖尿病等が対象となります。当科の糖尿病患者の症例数は全国的に見ても非常に多く、地域の糖尿病治療の中心的役割を担っております。
糖尿病は3大合併症(網膜症、腎症、神経障害)を引き起こすのみならず、動脈硬化症に基づく心筋梗塞や脳血管障害の重要な危険因子にもなります。進展予防には血糖コントロールが極めて重要です。当科では専門的知識を持った医師により患者さん個々にとって最適と考えられる治療を行っており、必要に応じて新しい治療薬も積極的に用いて、安全で質の高い血糖コントロールを達成できるように努めております。また、合併しやすい脂質異常症や高血圧に対しても積極的に治療の介入を行っております。
Education Stay 教育入院
多職種チームによる丁寧な教育と、独自の運動療法プログラム
糖尿病では患者さんの教育が非常に重要です。当科においては常時20人前後の糖尿病患者さんが入院しており、医師、看護師、薬剤師、栄養士、及び臨床検査技師よりなるチームにより糖尿病教室を開いて、患者さんの教育に努めております。
特に、当科の糖尿病教室の特色として独自のエクササイズプログラムを用いた運動療法に力を入れております。さらに様々な診療科と連携して、糖尿病に関連する合併症に迅速かつ的確に対応しております。
Advanced SAP SAP(インスリンポンプ療法)
高度なインスリン持続注入療法(CSII・SAP)の積極的導入
1型糖尿病は全体的に占める割合は少ないものの、治療にはより専門的な知識と高度な技術が必要です。当科ではインスリン持続皮下注入(CSII、インスリンポンプ)治療や、パーソナルCGM搭載インスリンポンプ(SAP)による診療設計も積極的に導入しており、成果を上げております。
また、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠にも力を注いでおり、専門医による安全で質の高い血糖コントロール管理を提供しております。
Obesity Disease Clinic 肥満症外来【完全予約制】
多職種・多診療科で支える、包括的な肥満症診療
肥満症は、体重の増加だけでなく、糖尿病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群、運動器疾患など、さまざまな健康障害を伴う疾患です。当外来では、専門医による医学的評価のもと、食事療法、身体活動支援を基本に、GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬を含む薬物療法、必要に応じた入院治療にも対応します。さらに、こころの診療科、整形外科、薬剤部、栄養部など多診療科・多職種が連携し、体重減少だけでなく、肥満に伴う健康障害や生活機能の改善を目指します。
本外来は、原則としてGLP-1受容体作動薬等による薬物療法についてあらかじめご理解・ご了承いただいた患者さんを対象とした完全予約制の専門外来です。実際の治療内容は、診察・検査結果を踏まえて専門医が適応を判断し、一人ひとりに適した治療方針を決定します。
Exercise Therapy 運動療法への取り組み
当科は、運動療法を専門的に実践する数少ない診療施設として、自治体やスポーツ施設と連携した地域運動支援体制の構築に取り組んでいます。越谷市・株式会社東武スポーツとの三者連携協定を基盤とし、さらにセントラルスポーツ株式会社とも連携しながら、オリジナル運動プログラムの開発・提供および運動療法に関する臨床研究を推進しています。診療・教育・研究を通じて、患者さんが無理なく継続できる運動療法の普及と地域実装を目指しています。